- スマホ少し見るだけのつもりがもうこんな時間!?
- 何やっててもスマホが気になって落ち着かない
- なんだか眠くてやる気がでない
- 集中してやるべきことに取り組めない
このような悩みを解決します。
この記事で紹介するデジタルデトックスの方法を実践すれば、今までスマホを手放すことができなかった人でも、簡単に目の前のことに集中できるようになります。
なぜなら、スマホにちょっと工夫するだけで生活が豊かになる側面だけ受け取ることは可能だからです。
記事前半ではデジタルデトックスの具体的なやり方、後半では実際にやってみた感想について話しますね。
スマホに依存しがちだな〜とか現状を変えたいと考えている人に、この記事がお役に立つことを願っています。
デジタルデトックスとは?
最初に、デジタルデトックスの前提知識を紹介します。
上記のとおりです。
デジタルデトックスとはデジタル機器の使用を抑えること
デジタルデトックスとは、スマホやSNSなどのデジタル機器の使用を自発的に抑えることです。
受け身で情報の波を受け続けるだけではなく、主体的に価値ある情報だけを引き出していきたいですね。
この訓練を一定の期間やることで、なんとなくデジタル機器で消費していた時間や健康な肉体を取り戻して、スマホ依存から抜け出そうという考えです。
デジタルデトックスの必要性
現代人は情報化社会が進展するにつれ、デジタル機器の使用時間が長くなっています。
しかし、デジタル機器の長時間使用は、下記のような問題を引き起こすリスクが上がります。
- 目の疲れ
- 頭痛
- 肩こり
- 手首の痛み
- ストレスの増加
- 睡眠不足
なぜなら、デジタル機器は常に情報を提供し続けるため、集中力や創造力の低下を招き、日常生活においてストレスや不安感を引き起こすから。
このような問題を解決するために、定期的なデジタルデトックスが必要とされています。
デジタルデトックスはどのくらいで効果がでる?
デジタルデトックスの効果は個人差があり、取り組む期間や方法によって異なります。
しかし、一般的には短期間のデジタルデトックスでも、身体やメンタル面に改善が見られます。
- 朝起きてから12時頃まではデジタルデトックスをする
- 夜寝る2時間前からデジタルデトックスをする
- 人といるときはスマホを触らない
上記のように決まった時間帯だけデジタルデトックスをする習慣をつけてもいいですね。
デジタルデトックスの期間や方法に関しては、個人の状況や目的に合わせて選択するといいでしょう。
人生変わる!デジタルデトックスの7つの効果とメリット
次に、デジタルデトックスに期待できる7つの効果とメリットを解説します。
上記のとおりです。
時間が増える
デジタルデトックスで時間が増えます。
スマホやゲームを始めるとキリがないですよね。ネットのリソースは無限にあるため、時間がいくらあっても足りないです。
あなたにも、1時間だけスマホチェックするはずが、気づいたら3時間経っていた経験があるかもしれません。
楽しんでアプリやSNSを使っているならいいですが、使命感のように感じてきたらデジタルデトックスを始めてみてほしいです。
気持ちが楽になります。そして何より自由な時間を本当にやりたいことに使えるようになります。
集中力が上がる
デジタルデトックスを始めると集中力が上がります。
集中して取り組む作業中に、誘惑が頭をよぎって気が散るのを避けられるからです。
- スマホの通知で集中が切れる
- アプリの報酬を受け取ったか気になる
- ニュースが気になって集中できない
こんな雑念だらけでは集中できたものじゃないですよね。
情報過多になると、他のものに意識が向いて集中の妨げになる場面があります。
必要な情報だけ自分から取りに行くイメージを持つと、集中できるようになりますよ。
睡眠の質が上がる
この記事を読んでいるあなたは毎日ぐっすり眠れていますか?
朝目覚めた瞬間に息切れするほど疲れているような人には病院がおすすめですが、なんとなくすっきり起きれないという人は多いのではないでしょうか。
この原因はスマホやPCの画面から出るブルーライトのせいかもしれません。
ブルーライトは強い刺激性を持った光で、長時間目にすることで目に疲労が溜まったり睡眠の質が低下したりするんですね。
睡眠は1日のパフォーマンスにも影響する要素ですので、可能な範囲で質にこだわっていきたいですよね。
目の疲れが改善される
スマホやPCをずっと見続けていると目が疲れますよね。
目に負担がかかりすぎると眼精疲労の原因にもなり、以下のような不調を引き起こす場合もあります。
- 頭痛
- 肩こり
- めまい
デジタルデトックスで液晶画面を見る時間を減らすことで、上記の不調が起きる可能性も下がります。
ストレスが軽減される
意外とSNSとかニュースってストレスになりませんか?
誹謗中傷やネガティブニュースから一時的にでも解放されることでストレスの軽減につながります。
また、日頃SNSやゲームで不規則な生活になっていた場合、生活習慣も改善されてストレス発散になりそうですね。
相手とのコミュニケーションに集中できる
実はスマホがコミュニケーション対象になる疑惑があります。
暇なとき無意識に、スマホでSNSなど他人とつながることのできるアプリを使った経験はありませんか?
2人で食事に行ったとして、どちらかがテーブル上にスマホを置いてしまうと目の前の相手に集中しにくくなります。
相手の話を聞いているのだけれど、テーブルに置かれたスマホが目に入るたびに注意力散漫になってどこかで脳がスマホを意識し出すようです。
そのため、返事が曖昧になってしまったり、話がよく理解できなくなったりします。
相手のことを考えながらも同時にスマホのことも意識してしまうのです。
無意識でスマホがコミュニケーション対象になっている、怖いですよね。
相手の感情を読み取る能力が上がる
カリフォルニア大学ロサンゼルス校が実験を行った論文で、面白いものがありました。
内容は、12歳の子どもたち51人をキャンプに連れ出して、5日間の完全なデジタルデトックスを行います。
子どもたちは意外とすぐ生活には慣れて、5日後に写真や動画に映る人の感情を読み取るテストをしたところ、結果は以下のとおり。
- デジタルデトックスをした子どもたちは約9%間違えた
- デジタルデトックスをしなかった子どもたちは約14%間違えた
デジタルデトックスをした子どもたちは表情から感情を読み取る能力が上がっていたわけです。
-
人の感情を理解する能力を下げる
-
コミュニケーション能力が下がる
簡単にできるデジタルデトックスのやり方6選
早速、具体的なデジタルデトックスのやり方について見ていきますね!
簡単にできることばかりなので、できるものから試してみてください。
上記のとおりです。
スクリーンタイムでスマホの使用時間を把握する
スクリーンタイムを導入すると、自分がどのアプリにどのくらいの時間を消費しているのかがひと目でわかります。
自分がアプリをどのくらい使っているのかを1日単位や週単位で集計でき、アプリの使用時間を制限できる機能までついています。
スクリーンタイムはアプリごとに制限設定できるので、気がついたら動画ばかり見てしまう方は動画アプリだけに1時間の制限を設定したりできるわけです。
どこまでするかは人によりますが、自分が時間を消費しているアプリを把握する意味でもスクリーンタイムの有効化はオススメです。
スマホの通知を切る
人の集中力は些細なことで途切れてしまい、一度途切れた集中力が戻るまでには約15分が必要と言われています。
15分以内に通知が来るような環境だと、まともに集中できたものじゃありませんよね。
通知はいっそのこと全部切っちゃうくらいでも構わないと考えています。
なぜなら、通知が来てすぐに確認しなければならないものは今まで数えるほどもなかったからです。
どうしても仕事などで切ることができない通知以外は切ってみてください。
実際に、僕は通知を切っただけでスマホが気にならなくなりました。
スマホのカラーフィルタ機能を使う
スマホに夢中になってしまう原因のひとつが強烈な色味です。強烈な原色による脳の興奮を抑えるのがカラーフィルタ機能です。
カラーフィルタ機能を使うとスマホ画面から色味がなくなり、モノトーンの画面にできます。
設定方法は、僕がiPhoneユーザーですのでAndroidにもある機能かわからないですが(すみません)
- 設定
- アクセシビリティ
- ショートカット
- カラーフィルタにチェックを入れる
上記の手順で簡単に設定でき、電源ボタンを3回カチカチカチっと押すと画面がモノトーンになります。解除するときも同じ手順で電源ボタンを操作すればフルカラーに戻ります。
簡単にオンオフ切り替えできるところもポイントですね。
スマホ以外でできることは他で代用する
僕が一番効果を実感している方法でして、要はスマホじゃなくてもできることにスマホを使わないことですね。
例えばパソコンでできることは自宅のパソコンからします。
具体例をあげるならば、以下のようなものですね。
- 動画やSNS閲覧はパソコンからする
- WEBで利用できるスマホアプリは削除する
- ニュースはスマホで見ない
これだけでもSNSやニュースをぼんやり眺める時間はかなり減ります。
デジタル上の行動を代わりに置き換えてみる
置き換えダイエットのように、デジタル上の行動も置き換えることができます。
- SNSを使う→友達と直接会って話す
- YOUTUBEなど動画を見る→映画を見に行く
- ニュースやネットサーフィンをする→読書をする
このように代わりの行動で置き換えることにより、リアルな交友関係や知識の幅が広がることにつながりますね。
スマホを持たずに散歩してみる
ちょっと近くを散歩するとかコンビニに買い物に行くときは、スマホを置いて行ってみてください。
なにか連絡が来たからといって、リアルタイムで返信しないと人間関係が壊れるなんてことはめったにありません。
逆に言うとそんな簡単に壊れてしまう関係なら、最初からなくてもいいでしょう、壊れるのは時間の問題です。
スマホから離れる時間を意図的に作り出すことは依存予防としても効果的だと思っていて、便利なスマホだからこそ支配されないように、適切な距離感が必要だと感じています。
スマホの使う時間帯を前もって決めておく
自分でスマホの使う時間帯を前もって決めておき、その時間にのみスマホを扱うことですね。
デジタルデトックスを極めた状態は、スマホを使わないわけではなく、最小限の時間の投下で最大限の価値を引き出すことだと考えています。
上手にスマホを使いこなすためには、使う時間帯を前もって決めておくのが効果的だと思えます。
たとえば、夜の食事後に10分だけSNSのチェックを行うなどですね。
スマホでやってしまうとSNSチェックがまた習慣になってしまうので、WEB版でチェックするなどの工夫もポイントになってきます。
タイムロッキングコンテナを使う
一度中にスマホを入れてタイマーを設定すると、指定した時間まで開かなくなる禁欲ボックス
がなかなか面白そうです。
タイマー指定も1分単位からあるものがほとんどなので、気に入ったデザインでスマホやゲームなど放り込んでみるのもありですね。
ただし、一度タイマー設定すると破壊しない限り取り出せないので注意が必要ですよ!
デジタルデトックスの注意点とデメリット
デジタルデトックスにも注意点やデメリットがあります。
上記のとおりです。
することなくて退屈な時間が増える
いままでデジタル依存度が強かった人ほど心に穴が空いたように退屈になると思います。
僕は読書が好きなのでひたすら本を読めて嬉しかったですが、デジタル以外の趣味に没頭して極めるいいきっかけでもありますよね。
- 料理のレパートリーを増やす
- 筋トレで魅力的な見た目づくり
- 映画を見に行く
なお、退屈な時間をどう使うかについてはデジタルデトックスが暇すぎる!質の高い余暇時間の過ごし方で紹介しているので、退屈でたまらなくなったら参考にしてください。
仕事の連絡には注意が必要
仕事のやり取りが忙しい人はなかなかデジタルデトックスの時間を確保するのが大変ですよね。
- 仕事の連絡がこない時間帯でやる
- 気づかなかったら電話してなど事前に伝えておく
こういった配慮が必要になりそうです。
実際にデジタルデトックスをやってみた感想
実際にデジタルデトックスをやってみたらどんな変化を感じたのかをお話します。
デジタルデトックスをやり始めたきっかけはデジタル・ミニマリスト
という本を読んで、SNS疲れや目の疲れが最近ヤバいな?って気づいたからです。
人との交流が増えた
僕は方向音痴で、知らない場所に行くときはグーグルマップが必須な人です。
しかし、デジタルデトックス中はグーグルマップが使えません。
ふらっと散歩しながら近くにカフェないかな?とか思っても、場所がわからないので歩いてる人に聞くしかないですよね。
店探し、道に迷うたびに人に聞いてたので交流が増えたって感じです。コミュ力UPに期待できますね。
目の前の体験に集中できる
デジタルデトックス始める前までは本読んでても、スマホの通知が鳴るたびに気になってたり、気がついたらSNSを開いたりしてました。
デジタルデトックスをやり始めてからは通知も来ないので集中して読書ができてます!
紙の本が増えすぎて困ってしまう場合は、Kindle Paperwhite
での読書がおすすめです。
SNSやニュースにアクセスできない本を読むことだけできる端末なので、Kindle Unlimitedの読み放題サービスも併用して、ガンガン集中して本を読めます。
まとめ:デジタルデトックスのやり方は簡単!早速やってみよう
この記事で紹介したデジタルデトックスを実践すれば、依存しがちなスマホを適切な距離感で使いこなすことができますよ!
最も手軽かつ効果が高い行動は、スマホの通知を切ることです。
デジタルデトックスを早速やってみるなら、スマホなんかほっといて読書をするのがお手軽でおすすめですよ。
Kindle Unlimitedなら初回30日間の無料体験もできるので、もったいない精神を発動させてガンガン読みましょう。
読書以外の暇つぶしなら下記記事でデジタルデトックス中の過ごし方をまとめました。
コメント